~経験の先に見えた光~
会社を経営してきて、一番難しいのは“人”です。
人が会社をつくり、人が会社を壊す。
喜びも悲しみも、すべて人を通してやってくる。
だからこそ、私はこの仕事を続けているのかもしれません。
これまでの十数年、いろんな人と出会ってきました。
夢を語り合った仲間、力を貸してくれた先輩、
そして、残念ながら離れていった人たち。
どの出会いにも、意味がありました。
裏切られたときの痛みも、
誤解されたときの悔しさも、
振り返ってみれば、すべて「信じることの強さ」を教えてくれた気がします。
人を信じるというのは、甘いことではありません。
相手を信じるというより、
「信じると決めた自分を信じる」ことだと気づきました。
たとえ相手が期待どおりでなくても、
「信じる」と決めた自分の想いは嘘にしたくない。
だから、私はこれからも人を信じます。
それが遠回りに見えても、
信じた人の中に、必ず何かが残ると信じているからです。
OARETという会社も、人の集合体です。
理念も制度も、最後は「人」が動かす。
スタッフ一人ひとりの笑顔や言葉、
ご利用者様との小さな関わりが、会社の“空気”をつくります。
だから私は、数字よりも“空気”を大切にしています。
OARETに流れる空気が温かければ、
そこにいる人も、自然と優しくなれる。
それが会社の本当の強さだと思っています。
人生も経営も、思い通りにはいきません。
でも、思い通りにならないからこそ、
そこに「人間らしさ」が生まれるのだと思います。
完璧じゃなくていい。
傷ついた分だけ、優しくなれればそれでいい。
人を信じて失うことはあっても、
信じることをやめて得られるものは、何もない。
だから私は、これからも信じ続ける。
信じることが、OARETを前に進める力になると信じているから。

